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新『蔵」シリーズのご紹介 ClaStor1235

2009.7.22 

jipe-ji 
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新『蔵」シリーズのご紹介
ClaStor1235モデル誕生の背景
ClaStor1235モデルの特長
ClaStor1235のオプション
アイコンClaStor4835モデル誕生の背景
アイコンClaStor4835の特長
アイコンClaStor4835のオプション機能
アイコンClaStorの近未来
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【 ClaStor1235モデル誕生の背景 】

ClaStor1235モデルの誕生は、その最少構成であり、ベースとなるClaStor1235ストレージサーバにあります。このストレージサーバはOEM向けストレージ製品メーカーとして世界屈指の実績をもつXyratex社がIntel社との共同開発により製品化した2Uのストレージサーバです。 ClaStor1235に採用されたモデルは両社の共同開発モデルとしては第4世代に当り、高い信頼性と優れた性能を兼ね備えており、既に世界で多くの出荷実績があります。また、ClaStor1235ストレージサーバにはLSI社製のSAS RAIDコントローラをPCI-Expressのスロットに装備させ、サーバ内に搭載された12台のHDのコントロールと、拡張ストレージモジュール内のドライブをコントロールさせ、最大36ドライブをRAID6の冗長構成にすることで、安全性が高いデータストレージです。また、サーバとSAS 4-Lane のケーブルで接続される拡張筐体ストレージモジュールは2U 12ドライブスロットでサーバと同一フロントのイメージですから、違和感を感じることなく30TBまで増設することが可能です。

【 ClaStor1235モデルの特長 】

ClaStor1235ストレージサーバにはXeon Quad-core,2.66 GHzのCPUが搭載されています。8GBのメモリとRIADコントローラを装備し、ストレージ部分には12GBのデータレートを持つSAS 4-Laneインタフェースが接続されています。このストレージサーバにはこの他にストレージ製品として不可欠なストレージ筐体監視サービス(SES)機能が標準で装備されており、ドライブ、電源、冷却システムを監視し、イベントを保存します。
ユーザは10TBのClaStor1235ストレージサーバを初期構成として使用し、その後のデータの増加に伴い、10TBの拡張ストレージモジュールを増設することができます。実容量の限界までストレージをお使いになることは、データのフラグメンテーションを起こし易く、ストレージのアクセス性能を落とす原因になりますので、データ容量がボリューム容量の70%を超えた時点でストレージの増設を検討することをお薦めいたします。追加拡張筐体モジュールはストレージサーバ筐体同様12ドライブベイを持つ2Uの筐体です。2つの筐体間は3GB 4-LaneのSASケーブルで接続されます。増設された10TBは新たなボリュームとして使用することもできますし、使用OSにより既存のボリュームを拡張して使用することも可能です。 (*1)
更に1拡張筐体モジュールを追加することにより、最大30TBの大容量ネットワークストレージを構成することが可能です。

ClaStor1235 画像


(*1) Suse Linux、RedHat Linuxでは既存のファイルシステムに加えて、増設部分のボリューム容量を拡張することが可能です。


【 ClaStor1235のオプション 】

ClaStor1235には豊富なオプションが用意されています。Windows Storage Server他、Red Hat Linuxや、Suse Linuxを用途に応じて選択することができます。また、標準のSATA-II 1TB HDDに代え、高性能で信頼性の高い、15,000rpm SASドライブを搭載することが可能です。ネットワーククライアントからのアクセスの多いネットワークストレージとしてより高いアクセス性能を必要とする場合は、第3のネットワークポートに10G NICカードをPCIスロットに装備することも可能です。これら豊富なオプションにより、ミッドレンジストレージサーバとして多様な要求に対するソリューションの提供ができます。

 



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