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新『蔵」シリーズのご紹介

2009.7.22 

アイコン新『蔵」シリーズのご紹介
アイコンClaStor1235モデル誕生の背景
アイコンClaStor1235モデルの特長
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新『蔵」シリーズのご紹介

2008年11月18日、当社は「蔵」シリーズとしてClaStorを発表いたしました。この蔵シリーズは文字通り現在のデジタルデータ資産を保存し、利用し、共有することができるストレージを日本の「蔵」にちなみ名付けられました。
現在、画像、映像コンテンツや、各種実験データ等、コンピュータで処理、作成されるデータは、過去に作成してきた量を遥かに超える容量のデータを今後数年で作成してしまい、その膨大なデジタルデータがストレージに保存されようとしています。更に、コンピュータは高速なネットワークで相互に接続され、グリッド、クラウドというネットワーク網の中に仮想的に存在する固まりとして構成される様になり、このグリッド、クラウドコンピューティングにより作成されたデータもグリッド、クラウドストレージに保存されようとしています。このクラウドストレージは基本的にネットワークに接続されたストレージ、則ち、NAS(Network Attached Storage)により構成されます。
現在、NASというとNetApp社のNAS製品やIsilon社のIQに象徴される独自技術により、その性能、信頼性、拡張性を持ったネットワークストレージが市場で高いシェアを占めています。一方で、GoogleのGFSに象徴されるグリッド型ストレージファイルシステムは市販の安価なストレージを大量に使用し、頻繁にドライブ交換を行なってもデータを維持保存することが可能なファイルシステムの冗長性を実現し、日々アップロードされるデジタルコンテンツの為にストレージ容量を増大させています。
MIC製品のClaStorは、汎用性の高いWindows Storage Server、または、Linuxディストリビューションを搭載したIntel Quad-core Xeon サーバで、SMB/Samba、NFSをサポートするネットワークストレージです。ストレージ部分には高度なRAIDコントローラ技術とストレージ筐体を組合せ、日々増大するデータを安心して保存し、有効に利用することできる様に信頼性と高いアクセス性能を発揮するようデザインされました。更に、最少構成から、必要に応じてストレージ容量を増設したり、より高いレベルでの高信頼冗長構成とすることができ、費用対効果に優れ、拡張性に富んだネットワークストレージです。

2009年7月1日当社は「蔵」シリーズを衣替えし、ラインナップをミッドレンジストレージサーバのClaStor1235とエンタープライズストレージサーバClaStor4835といたしました。
ClaStor1235はミッドレンジストレージとして、2U筐体にサーバとストレージが一体となった10TB容量のストレージサーバモデルから、同じ10TB容量 2U筐体のストレージモジュールを追加し20TB、更に1ストレージモジュールを追加し、最大30TB(6U構成)までスタッカブルに拡張することができます。データ容量が増えるに従い、10TBずつストレージ容量を僅かな予算で追加することが可能で、高いTCOを実現しています。
ClaStor4835はシステムのスケールアップ、スケールアウトによりペタバイト容量のストレージを実現する優れた拡張性を持つ本格的ストレージサーバです。ストレージに4U 48ドライブの高密度実装とホストインタフェースに4GB FCポートを持つXyratex社が誇るF5404E RAIDストレージを採用し、Quad-core Xeon 2.66GHz Dualを搭載したストレージヘッドに接続します。ClaStor4835は総ての構成でデュアルパス、デュアルコントローラのフェイルオーバー/フェイルバックの冗長構成を持ち、4U拡張筐体、SANスイッチを追加することで、ペタバイトまでの大容量ストレージを構成することができます。

 

 

【関連リンク】
【製品紹介】ミッドレンジスタッカブル大容量ネットワークストレージClaStor 1235


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