HDD 使用による 500MB/s 級、 1000MB/s(1GB/s)級 ストレージサーバ
〜メモリディスクとの共存を考えた、HDDによる高スループット構成の実現〜
600MB/s クラス構成例
2009/03/18
F5404E による構成
500MB/sクラスの HS1235E-Mによる構成とは別の
表 500MB/s データの記録時間
機材を使用し、より多くの容量を積み上げられる事を重視した構成です。ストレージ部分にXyratex 社製 F5404E FC-SATA RAID 装置を使用し、左記の写真構成で 1TB SATA x 48 台を内臓しています。拡張筐体を使用することで96 台構成にする事も可能
で、FC SW を併用することで1TB x 96 台の構成を複数接続することも可能です。
(注意:サーバに使用するOS とファイルシステムにより、1ボリュームあたりの最大容量は制限されますので、全ての ケースで単一ボリュームを構成できるものではありません。)
RAID を構成し、ファイルシステムを作ることでユーザーが使用できる容量は案フォーマット物理容量よりも小さくなります。計算を簡単にするため、上記48 台が搭載される筐体を単位に構成、40TB がユーザーにより使用できる容量であったと仮定し、500MB/s のデータを連続記録した場合の記録時間は以下の様になります。
40TB 80TB 120TB 160TB 500MB/s 22時間 44 時間 66時間 88時間
その他の HDD で作る高スループット構成実験の結果については下記を参照してください。
500MB/s クラス構成 600MB/s クラス構成 1000MB/s クラス構成