XRS RAID ストレージには、独自のMAID機能が標準搭載されています。MAID (Massive Arrays of Inactive Disks)とは、アクセスの少ないHDDの回転を制限する事で、 電力コストを低減しようとする考え方です。
IT技術/機器の省エネ化、環境へ負担軽減を目的とする「グリーンIT」の取り組みが盛んな現在、
データセンターや、サーバルームの「グリーンIT」化にMAIDは欠く事のできない技術となって
います。XRS APMで実現する省電力化
XRS APM機能はスペアディスク、未使用ディスクなど RAIDディスクの省電力設定を行うことで
HDDのエネルギー効率を向上します。データ損失を防ぐための冗長化目的でおかれているディスクは、ストレージが通常稼働している場合
アスセスされることがありません。
XRS APMは、これらのスペアディスクを障害発生時迄スピンダウンして省電力化を実行します。
また、常時回転しているRAIDシステム内のディスクを深夜などのアクセスがない時間帯に、
スピンダウンし電力の消費を抑える設定が可能です。
いずれの場合も、定期診断でディスクの状態を確認する事ができ、本来の用途が損なわれる事は
ありません。XRS APMの設定は全て、ストレージ管理ソフトStorViewより行うことができます。
MICオープンラボにて XRS APMをシンプルに設定可能なStorView、XRS RAIDストレージシリーズを
ご覧いただけます。
お手持ちの機材を持ち込んで動作検証を行うことも可能です。
RAID ストレージ製品、オープンラボに関してのお問い合わせはこちらからどうぞ。
関連資料: XRS RAID ファミリーRAID ディスクの省電力化
関連資料: StorView for F6512E ユーザーズガイド(4.3MB)
関連資料: StorView "Statistics モニターの活用法"