XRS RAID ストレージシステム
最大容量ストレージF5404Eは、4U筐体に48 ドライブを搭載でき約100TB(2TB HDD使用時)、拡張筐体の使用で最大192TB 、約200TBの大容量 を実現。
50% 以上のスペース削減と 40% のCO2 削減を実現した 大容量のモンスターストレージです。
主な特徴:
高密度ドライブ実装技術と信頼性 グリーンIT に対応 オンラインからニアラインストレージとして
F5404E は世界でも屈指のドライブ実装密度を誇り、しかも、F5404E と同一技術を用いた筐体のOEM への出荷実績を含める、同様な高密度、大容量ストレージ製品としては、世界最大のインストール実績があります。
F5404E には図1 が示すように3基の冷却用ファン機構を組み込んだ冗長化電源が搭載されています。この冷却ファン機構で搭載されているドライブは高速回転による発熱を充分に冷却できるばかりではなく、冷却 ファンに障害が発生し、1台のファンが停止した場合でも他の2基のファンモジュールで48 台のハードディスクを充分に冷却することができ、ホストからのアクセスに支障をきたすことがありません。しかも、ドライブを高密度に実装することができる為、他のRAID 製品(2U/12HD, 3U/16HD 筐体)と比較すると、IDC センター等の19” ラックスペースを50% 節約することが可能です。
地球温暖化対策としてCO2 の削減が叫ばれている一方で、データセンターのストレージ容量は増大の一途をたどり、エネルギー消費量を削減する技術が求められています。 F5404E はこの社会的要求に対応して、内部に保存し
たデータに対し一定期間アクセスが無い場合は、そのデータを含むArray を構成するドライブの回転を次のアクセスが発生するまで停止することができます。バックアップとして搭載されているホットスペアドライブの回転を必要とされる時まで止め、大幅な電力の削減を実現する機能が実装されています。(図2 参照)F5404E は主なアプリケーションとして、二アラインデータ用ストレージとして大容量データを保存する用途に適しています。データに一定期間アクセスが無い場合にハードディスクの回転を停止し、電力消費を約40% 削減し、更には、ハードディスクを常時稼働させることでおこる経年的な摩耗を軽減することができます。回転を停止したドライブの定期的なチェックも適切な周期で起動、チェック、停止を繰り返し行いますので、ディスクドライブの正常稼働を確認することが可能です。
F5404Eは、APM の設定を行うことで消費電力を最大 約40%低減することが可能です。
F5404E は内部に1 台のSATA ドライブから、48 台のドライブまで、必要に応じてストレージ容量を増やしていくことができる大容量ストレージです。高い信頼性と、高速アクセスを要求されるオンラインストレージから、比較的アクセス頻度が低いデータを収納するニアラインストレージまで、幅広くご利用頂くことが可能です。更に、拡張筐体をOn-the-Fly で増設することができ、最大96 台のドライブを使った約100TBの大容量ストレージを構成することができます。F5404E は、省スペースと省エネモードを活用したデータアーカイブ用ストレージとして最適です。
F5404EはRAIDレベル0、1、5、6、10、50をサポートし、最大828MB/secの読み出し、695MB/Secの書込み性能を実現します。
F5404E はグリーンITを促進する独自のMAID機能、RAID APMを実装しています。
Advanced Power Management(APM)機能により、アクセスされていないドライブの回転を停止することで、消費電力削減が可能です。 → RAID APM詳細・XRS RAID ファミリーRAID ディスクの省電力化
・大容量 RAID ストレージ ホワイトペーパー
・2TB ハードディスクがもたらすインパクト
MICオープンラボにてF5404Eをご覧いただけます。 お手持ちの機材を持ち込んで動作検証を行うことも可能です。
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