MIC Associates News
Xyratex RAID システム の最新バージョン2.4をリリース開始
最新バージョン2.4でRAIDコントローラのファームウエアバージョンアップ、StorViewの機能が向上


TOKYO, Sep 12 2008

エムアイシー・アソシエーツ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:藤井 道雄)は、
Xyratex社(本社:英国ハーバント)が開発した Xyratex RAID システム(XRS)の最新バージョン2.4をリリースいたしました。
当バージョンアップによりRAIDコントローラのファームウエアが更新され、
リードライト性能が改善するとともに、 StorViewマネージメントGUIの機能が拡張されました。

バージョンが2.4となるXRSファミリーは高性能RAID専用プロセッサーをコントローラに搭載し、
ストレージ制御用ファームウエアと、直感的なストレージの設定、監視操作を可能にするグラフィカル
ユーザインタフェースを実装した英国 Xyratex社製のRAID ストレージ製品で構成されています。
XRSファミリー製品は、性能・信頼性・拡張性・柔軟性・経済性が高く評価され、数多くのOEMに使われています。

バージョン2.4のハイライト

  • リードライトキャッシュのチューニングによるIO性能向上
    バージョン2.4により、RAIDシステムのライトバック、リードアヘッドキャシュの最適化が図られ、
    大容量I/Oだけでなく、比較的小さいI/Oに対しても優れた転送性能と、レスポンスタイムを実現しました。
  • RAID APM (Advanced Power Management)の実装
    RAID APMの実装により、XRSファミリー総ての製品で、スペアードライブやアレイに対してアクセスが
    無い場合、次回のアクセスがあるまでドライブの回転を停止することができるようになりました。
    回転を停止したドライブは日々、週次、月次等、定期的にドライブを起動し、チェックすることができます。
    このRAID APMにより最大40%の省電力化を図ることができ、ドライブの長寿命化にも好影響を与えます。
  • SANなど複雑なシステムに対する細かいチューニング機能
    XRSファミリーのRAIDシステムに搭載されストレージの設定、管理を行うことができるStorView
    ユーザーインタフェースには2.4バージョンより性能に関する設定オプションが実装されました。
    オプションでは、データの連続性や、クラスタ環境での複数ホストに対応する細かい設定を簡単に
    行うことが可能になりました。
    また、オラクルクラスタシステム環境や、 RAIDを使用したSAN Bootの環境などで、システムのチューニングを行い
    最適化を図ることも可能になりました。

XRS 2.4バージョンの詳細につきましては、弊社または販売店までお問い合わせください。

Xyratex RAID システムファミリー

各製品の詳細につきましては、上記ウエブサイトをご参照いただくか、
下記記載の連絡先までお問い合わせください。

■Xyratex社について
Xyratex社は1994年、IBM UKから独立、NASDQに上場(XRTX)。ハードディスク製造ライン用機器をシーゲート社を初め
主要ドライブメーカーに納入すると同時に、それらのドライブを使用した高性能ストレージ機器を生産。
多数の先進大手サーバ、ストレージメーカーにOEM製品として供給しています。OEM用ストレージ製品としては、
世界第3位の出荷高を誇ります。

■エムアイシー・アソシエーツ株式会社について
エムアイシー・アソシエーツ株式会社は、Xyratex社製品の正規販売代理店として、同社のストレージを
中心としたRAIDシステムを販売し、サポートを提供しています。また、SAN環境での高度なファイルレベル共有を
可能にする Tiger Technology 社製ミドルウエア metaSAN/metaLAN シリーズを正規代理店として提供し、自社開発の
高可用性ネットワークストレージシステムGranStoreシリーズをリリースするなどストレージをコアにしたシステム
ソリューションの提案を行っています。


【本件リリースに関するお問い合わせ先】
エムアイシー・アソシエーツ株式会社
住所  : 東京都中央区東日本橋3-12-12 櫻正宗東日本橋ビル9F
web  :http://www.micassoc.co.jp
E-mail : info@micassoc.co.jp
Tel  : 03-5614-3757
Fax  : 03-5614-3752