MIC Associates News
HDD使用による 1000MB/s(1GB/s)級 ストレージサーバ
メモリディスクとの共存を考えた、HDDによる高スループット構成の実現
TOKYO, Mar. 24 2009
エムアイシー・アソシエーツ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:藤井 道雄)は、
近日販売開始予定の超高速1GB/s級ストレージサーバについて検証報告を発表いたしました。
2.5"/3.5" HDD 互換SSD は、比較的低価格で高速のI/O デバイスとして大変注目されています。
HDDと比較したメリットが強調されていますが、本当に全ての用途において万能なのでしょうか。例えば、映像配信を行うコンテンツメディアサーバは、多くのクライアントリクエストに答える為に
ランダムI/Oになると思われがちですが、ある程度の大きさで連続的に読み出す動作が複数重なるため、
かなりシーケンシャルI/O に近い性能が出る傾向が有ります。 このような場合、性能が互角であれば、
容量に勝るHDDベースの装置が有利になります。メモリディスクとHDD はその特質にあった使い方をする事で、お互いを補完し合うことが必要ですが、
メモリディスクに比べ非常に低速なHDD 装置ではバランスが取れません。
特に帯域上限近くでの大量データを扱う場合にはシーケンシャルI/O となるため、高性能なHDD装置で
あれば実現が可能です。 その実現性を探るため、弊社ではいくつかの検証を行いました。SATA HDD 使用でありながら1000GB/s の安定したスループット
HDD で作る高スループット構成について検証を行った結果、 500MB/s クラスのストレージサーバ をベースに
ドライブ周りを強化した構成で、SATA HDD 使用でありながら1000GB/s の安定したスループットを得る事ができました。
動作確認がSATA HDD での構成により行われた事は コストを抑えながら大容量化が可能である事を意味しています。
詳しい検証結果については、 ホワイトペーパーをご覧ください。
また、検証した500MB/s クラス構成、 600MB/s クラス構成、1000MB/s クラス構成は、近日販売開始予定です。
HDD 使用による 500MB/s 級、 1000MB/s(1GB/s)級 ストレージサーバ ホワイトペーパーリンク
→ http://www.micassoc.co.jp/techdocs/WP-1GBpsStorage-win1.00.html
1000MB/s(1GB/s) クラス構成詳細
→ http://www.micassoc.co.jp/techdocs/1000MBconf.html
【本件リリースに関するお問い合わせ先】
エムアイシー・アソシエーツ株式会社
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